植物の栽培はプログラムで制御できます。オープンソースコードが都市部の DIY 型農業を支えています。
フードコンピュータとは、卓上で作れる菜園のようなものです。水、肥料、光、制御された気候条件など、植物が成長するために必要なすべてが整った発泡スチロールの箱が使われ、Raspberry Pi と呼ばれる小さなコンピュータがセンサー、照明、ファンなどのネットワークを介してこれらの要素をすべて制御します。Green Street Academy の生徒たちは、手頃な価格のフードコンピュータの仕様書を使って水耕栽培システムを構築しました。
小さいながらもパワフルで、おいしそうな名前をもらった「Raspberry Pi」(ラズベリーパイ) は、フードコンピュータの中枢部です。Shimano 氏の教室で使われている Raspberry Pi は、フードコンピュータを冷却するファン、調整可能な温度センサー、また植物のそれぞれのニーズに応じてカスタマイズ可能なグローライトに接続されています。そしてもちろん、これらの機能を制御するコードはすべてオープンソースです。
Shimano 氏のフードコンピュータ・プログラムでは、西ボルチモアにある Green Street Academy の高校生がフードコンピュータを作り、他の学校の年下の子供たちにその方法を教えました。Shimano 氏と彼女の生徒たちは、コミュニティに対し、自分たちが育てたものや学んだことを共有し、健康な食生活について伝えています。
オープンソースとは何か、また、コミュニティからエンタープライズにつながる Red Hat の開発モデルについて説明します。オープン・オーガニゼーションの魅力をご覧ください。
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