Red Hat OpenShift Virtualization は Red Hat OpenShift に含まれており、これを使用して、従来の仮想マシン (VM) を一貫性のある包括的な先進的ハイブリッドクラウド・アプリケーション・プラットフォームに移行できます。これは KubeVirt に基づいています。KubeVirt は、Kubernetes コンテナ内でカーネルベースの仮想マシン (KVM) を使用してコンテナネイティブの仮想化を実現するアップストリームのオープンソース・プロジェクトです。
OpenShift Virtualization は、プラットフォームを変革して先進的で統合された技術スタックに統合するために不可欠な要素であり、組織のスキルとアプリケーションをより大きな目標に合致させるために役立ちます。
詳細を知るには、続きをお読みください。学習を始めるのに役立つ 7 つの学習リソースをご紹介します。
1.Red Hat OpenShift Virtualization の概要
この Web セミナーでは、Red Hat OpenShift Virtualization の概要と、始めるために必要なすべてのことについて学びます (2024 年 10 月まで利用可能)。
- OpenShift Virtualization の概要
- VM の作成とデプロイ
- 仮想マシンへの接続
- OpenShift Virtualization Operator
- 仮想化カタログ
- 仮想マシンの Red Hat OpenShift Pod の確認
- イメージとテンプレートの管理
2.Red Hat OpenShift Virtualization を使い始める
VM をコンテナ内や単一プラットフォーム上で自由に実行できるため、VM 管理が単純化され、本稼働開始までの時間が短縮されます。OpenShift Virtualization を使用すると、既存のインフラストラクチャを大幅に変更することなく、ユーザーや管理者は VM をコンテナ化されたワークフローに組み込むことができます。
このラーニングパスでは、Red Hat OpenShift Virtualization を設定し、新しい仮想マシンをデプロイし、既存の仮想マシンを新しい環境にインポートするために必要な手順を説明します。以下を対象とするリソースが含まれています。
- OpenShift Virtualization Operator のインストール
- VM ワークロードの作成とデプロイ
- 仮想マシンの移行
このラーニングパスは、運用チームとシステム管理者を対象としています。
3.Red Hat OpenShift Service on AWS で Red Hat OpenShift Virtualization を使用して仮想マシンを管理する
仮想マシンをアップグレードまたは移行する際、ユーザーへの影響は最小限に抑えたいものの、元のインフラストラクチャをシームレスに実行し続けるのは難しい場合があります。このラーニングパスでは、Red Hat OpenShift Service on AWS (ROSA) で OpenShift Virtualization を構成し、新しい仮想マシンをデプロイし、既存の仮想マシンを新しい環境にインポートする方法を紹介します。
完了時には、次のことが実現します。
- 仮想マシンを実行および管理する準備ができた、構成済みの環境
- ROSA 内で作成された仮想マシン
- ROSA 環境にインポートされた仮想マシン
このラーニングパスは、運用チームまたはシステム管理者向けです。
4.Red Hat OpenShift Virtualization による仮想マシンの管理
Red Hat トレーニングと認定が提供するこのコースで、公式の認定資格を取得するための準備をします。OpenShift Virtualization を使用して VM ワークロードを作成および管理するために必要な基本スキルを習得できます。コンテナと Kubernetes の予備知識は不要です。
このコースでは、以下の方法を学習します。
- OpenShift クラスタ上で VM を作成、アクセス、管理する
- コンテナの CPU、メモリー、ストレージ、ネットワークリソースの使用とアクセスを制御する Kubernetes 機能を使用して、VM からこれらのリソースの使用量とアクセスを制御する
- 標準の Kubernetes 機能と OpenShift Virtualization 拡張機能を使用して、高可用性 (HA) VM を作成し、管理する
- OpenShift 上の VM を、ストレージやデータベースなど、OpenShift クラスタの外部のデータセンターサービスに接続する
このコースは、Managing Virtual Machines with Red Hat OpenShift Virtualization Self-paced Training (DO316SP)という自習型トレーニングとしても利用できます。
修了したら、Red Hat 認定スペシャリスト試験 - OpenShift Virtualization - (EX316K)を受験して認定を取得できます。
5.仮想化移行ツールキット
仮想化移行ツールキット (MTV) は、仮想マシンの大規模な移行を支援します。これにより、VM で実行されているワークロードへのアクセスを維持しながら、新しいクラウドネイティブ・アプリケーションを開発することができます。移行は、いくつかの簡単な手順で実行できます。まず移行元と移行先の資格情報を指定してから、移行元と移行先のインフラストラクチャをマッピングし、調整されたプランを作成して、移行プランを実行すると、終了です。
この動画では、Red Hat プリンシパルテクニカルプロダクトマネージャー Alan Cowles (アラン・コールズ) が、MTV バージョン 2.6 で既存の VM をインポートする方法の概要を説明します。
6.Ask an OpenShift Admin:OpenShift Virtualization の詳細
Ask an OpenShift Admin のこのエピソードでは、Ian Pilcher が OpenShift Virtualization の機能を紹介し、OpenShift Virtualization をアプリケーションのモダナイゼーション戦略に組み込む方法を紹介します。
7. Ask an OpenShift Admin:Kubernetes での VM とは
Kubernetes で VM を使用できるでしょうか?もちろんできます。Ask an OpenShift Admin のこのエピソードでは、OpenShift Virtualization のプロダクトマネージャーである Peter Lauterbach がゲストとして、仮想化アプリケーションを OpenShift クラスタへ直接導入する際に留意すべきアーキテクチャ上の検討事項について説明します。
仮想マシンを OpenShift Virtualization に移行
仮想マシンを OpenShift Virtualization に移行する理由は数多くあります。適切なトレーニングと適切な計画を実施すれば、プロセスは簡単で、最終的には利益を生み出すことができます。
執筆者紹介
Deb Richardson joined Red Hat in 2021 and is a Senior Content Strategist, primarily working on the Red Hat Blog.
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