ここまで歩んでみていかがでしたか?
これまで5つのステップで、皆さんはもうAnsibleを使った自動化を実践する基礎体力ができあがりました。まだ不安、ということもあるかもしれませんが、STEP5で見てきたようなユースケースや、絶対に失敗しない自動化の進め方を参考にして具体的な取り組みを進めていきましょう。
STEP6では、今後Ansibleの自動化ジャーニーを進めるにあたって参考になる情報源を紹介します。もしどこかで行き詰まった場合や最新情報をキャッチアップしたい場合には、このページにある情報を参考にしてみると良いでしょう。また、Ansibleユーザー会では様々な活動が行われています。同じ悩みを持った人や解決策のヒントを発見できたりと、自動化ジャーニーを共に歩む仲間が集まっていますので是非参加してみましょう。
より実践的な技術を短期間で身につける
実践的な技術力を身につけるためには、レッドハットが提供するトレーニングコースにて実機での演習を実施するのがおすすめです(「Red Hat システム管理 III: Linux Automation with Ansible (RH294)」)。急に仕事でAnsibleを使うことになったという場合でも、一気にパワーアップできます。
経験者やエキスパートの集まりに参加する
Ansibleユーザー会のSlackコミュニティでは、チャットベースで質問を投げることが可能です。背景や疑問点を具体的に提示できるとヒントを得られるかもしれません。1人で行き詰まってしまった場合は助けを求めてみましょう。また、質問してくれた方の悩みを一緒に考えてみることもとても良い学習機会になるはずです。良いアイデアが浮かんだら、ぜひコメントしてみましょう。コミュニティへの参加は、皆さんの自動化ジャーニーをきっと豊かなものにしてくれるはずです。Ansibleユーザー会のSlackコミュニティへの参加については、こちらのサイトを確認してみましょう。
また、同ユーザー会のもくもく会ではRed Hatのエンジニアや、コミュニティのメンターの方々が質問に答えていただけますので、このような会に参加し相談をしてみるのも良いでしょう。社外の方のナレッジが参考になり、自動化が一歩進んだという話は良くあることです。皆さんのコメントやアドバイスが、誰かの自動化ジャーニーの助けになることもきっとあるはずです。
参考図書や参考情報源
コミュニティではAnsibleを実現場で活用するために有用な、最新の参考図書や参考情報源(ブログなど)をコミュニティの有志の方がまとめていますので、ぜひ確認してみましょう。
アンケートにお答えいただいた方に、素敵なステッカーを差し上げます。
YAML山(やむるざん)登頂、お疲れ様でした!