Rackspace、プライベートクラウド・ソリューションを使用して顧客のクラウド活用をサポート

Rackspace は、同社の顧客の多く、特に中小・中堅規模の組織が、クラウド・テクノロジーの採用に関する支援を必要としていることに気づきました。これらの顧客は、パブリッククラウドのアジリティと柔軟性を備えた、安全で安定した OpenStack プライベートクラウドの確立を望んでいました。しかし、OpenStack テクノロジーは複雑で、急速に変化しています。「私たちのお客様の多くは、『プライベートクラウドにしたい。OpenStack のオープン・テクノロジーを活用したい。しかし、どうしたらよいのかわからない』と言います」と、Rackspace 運用担当シニアマネージャー Laron Tangeman 氏は語ります。

OpenStack-as-a-Service ポートフォリオを拡大し、エキスパートのサポート付きのさまざまなテクノロジーを提供するため、Rackspace は Red Hat と長期的なパートナーシップを締結することにしました。そして共同で Rackspace Private Cloud powered by Red Hat (RPC-R) を開発しました。このサポート付きサービスは Red Hat テクノロジーに基づいており、Rackspace Fanatical Support と呼ばれるリアルタイム監視付きの 24 時間サポートモデルが含まれています。「これはまさに、テクノロジーから複雑さを取り除いたものです」と Rackspace シニアプロダクトマネージャー Dan Sheppard 氏は言います。「私たちは [お客様の] デジタル・トランスフォーメーションを加速し、テクノロジーのデプロイと採用に関係する多くの障害を取り除くことができます」

ソフトウェアとサービス

• Red Hat Openstack Platform

• Red Hat Enterprise Linux®

• Red Hat Ceph Storage

• Red Hat Satellite

• Red Hat テクニカル・アカウント・マネージャー

RPC-R により、Rackspace の顧客はインフラストラクチャとコンポーネントのセットアップに頭を悩ませる必要がなくなりました。このソリューションは、単一インタフェースで管理される標準化された仮想化クラウド環境を提供し、使い勝手のよさと大規模なスケーラビリティを実現します。顧客はこのソリューションにより自動化でさらなる効率化を実現でき、コスト削減とデプロイ時間の短縮がもたらされます。「私は、これまで 18 カ月間にわたって Red Hat OpenStack Platform を扱ってきましたが、深夜にお客様がパニックになって電話をかけてくるようなことなど、一度としてありませんでした。これほど安定した製品がお客様の環境に導入されているわけですから、夜は安心して眠れます」と Tangeman 氏は言います。