DO417

Microsoft Windows Automation with Red Hat Ansible Automation Platform

概要

コースの説明

Red Hat Ansible Automation Platform を使用して Windows Server の自動化を作成して実行することで、コアシステム管理タスクを実行する方法の概要を学びます。

Microsoft Windows Automation with Red Hat Ansible Automation Platform (DO417) は、Red Hat Ansible Automation Platform を使用して Microsoft Windows サーバーとそこでホストされるアプリケーションのデプロイメントと管理を自動化する方法を学習したいと考えているシステム管理者、DevOps エンジニア、開発者を対象としています。

このコースは Red Hat® Ansible Automation Platform 2.4 に基づいています。

コースの修了後、仮想環境を含むすべてのコースについて、ハンズオンラボへの 45 日間の延長アクセスをご利用いただけます。

注:このコースは、4 日間のクラスルーム授業、5 日間の仮想ライブ授業または自習形式で提供されます。期間は受講方式によって異なる場合があります。コースの詳細、スケジューリング、価格については、右側のメニューでお住まいの地域を選択して [詳細はこちら] をクリックしてください。

学習内容サマリー

  • Microsoft Windows サーバー上でタスクを自動化する Ansible Playbook の作成
  • Git ベースのバージョン管理システムに保存された Ansible Playbook の管理
  • Automation controller の Web ベースの UI の使用による Ansible Playbook の実行
  • Ansible 自動化の使用によるソフトウェアと Windows 機能の管理、インストール、最新の状態の維持
  • ループ、条件テスト、ハンドラーの使用による Ansible Playbook での効率的なタスクの記述
  • タスクが失敗した場合にプレイを回復させる Ansible Playbook の作成
  • 完成したファイルと Jinja2 テンプレートを使用して、Windows サーバー上の Ansible によりファイルをデプロイ、変更、管理
  • ローカルユーザーおよびドメインユーザーの管理、Active Directory ドメインの管理、ドメインメンバーシップに基づいた Automation controller での管理対象ホストの動的インベントリーの生成
  • 特定の一般的な Windows Server 管理タスクの自動化
  • Ansible Content Collections、Ansible Role、および PowerShell Desired State Configuration (DSC) リソースとの Ansible 統合の使用による既存の自動化コードの再利用

コース対象者

  • Red Hat Ansible Automation Platform を使用して Microsoft Windows サーバーとそこでホストされるアプリケーションのデプロイメントと管理の自動化を担当するシステム管理者、DevOps エンジニア、開発者

推奨トレーニング

  • 無料のスキルチェックでこのコースが自分のスキルに適切かどうかを確認してください
  • Windows Server 管理に関する基本的な知識を持っていることが求められます
  • Ansible または Linux の経験は不要です
  • このコースの受講に必要な前提条件はありません

テクノロジー上の留意事項

  • オンライン学習者または自習型学習者:
    • ROLE にアクセスするため、インターネット接続が必要です
    • BYOD/BYDW はサポートされていません
  • クラスルームの学習者:
    • ROLE にアクセスするため、インターネット接続が必要です
    • BYOD/BYDW はサポートされていません

学習内容

学習内容

Red Hat Ansible Automation Platform の概要

  • Ansible の基本概念とその使用方法を理解し、Red Hat Ansible Automation Platform から開発ツールをインストールする

Ansible 運用の準備

  • Ansible 自動化用の Microsoft Windows ホストと、それらのホストで自動化を実行する Automation controller を準備する

Ansible Playbook の実装

  • Microsoft Windows ベースの複数のホストでタスクを自動化する簡単な Playbook を記述し、Automation controller を使用してその Playbook を実行する

変数とファクトの管理

  • 変数を使用する Playbook を作成して、管理対象ホストの情報を参照する Playbook とファクトの管理を単純化する

ソフトウェアの設定とインストール

  • Ansible Playbook を使用してソフトウェアをインストールし、管理し、最新の状態を維持する

タスク管理の実装

  • ループ、条件付きテスト、ハンドラーを使用してタスクの実行を管理し、タスクが失敗した場合には回復させる

管理対象ホストへのファイルのデプロイ

  • 管理対象ホスト上のファイルをデプロイ、変更、および管理する

Ansible Role と Ansible Content Collections によるコードの再利用

  • 大規模で複雑なプロジェクト用に最適化され、既存の自動化コードを再利用する Playbook を記述する

ユーザーおよびドメインの操作

  • 管理対象ホスト上のローカルユーザー、ドメインユーザー、Active Directory ドメインを管理し、ドメインメンバーシップに基づいた Automation controller で管理対象ホストの動的インベントリーを生成する

Windows 管理タスクの自動化

  • 一般的な Windows Server 管理タスクを自動化する

学習内容の総括

  • Red Hat Ansible Automation Platform による Microsoft Windows 自動化のタスクを確認する

成果

組織にとっての効果

  • 企業に対する効果
    • Red Hat Ansible Automation Platform を使用して Microsoft Windows システムを自動化すると、メンテナンスに必要な時間を短縮し、サーバーおよびアプリケーションの設定とデプロイメントの一貫性を確保し、人的ミスによって発生するコストを削減できます。また、データセンターのネットワーク管理および Linux システムの管理へと拡張できる単一の自動化ソリューションを獲得できます。

個人にとっての効果

  • 受講者に対する効果
    • 受講者は、コアシステム管理タスクを実行するために、Red Hat Ansible Automation Platform を使用して Windows Server の自動化を作成および実行する方法を学びます。
    • 受講者は自動化を使用してタスクを一貫して繰り返し自動的に実行することで時間を節約し、これらのタスクを手動で実行する場合に発生する可能性のあるエラーを回避できるようになります。

推奨される次のコースまたは試験

  • Red Hat 認定スペシャリスト試験 - Microsoft Windows Automation with Ansible - (EX417)
    • 注:DO417 はエントリーレベルの Ansible コースであり、Linux の知識は不要です

スキルパスを構築する

このコースは Red Hat ラーニングサブスクリプションの一環として受講できます。このサブスクリプションにより、Red Hat のオンライン学習リソースをオンデマンドで 1 年間無制限に利用できます。

自身の知識を検証する

無料のスキル評価をご活用ください。自分の専門知識に対する評価を実施してスキルギャップを特定し、Red Hat トレーニングをどこから始めるべきかについて提案を受けることができます。