EX318
提供終了 - Red Hat 認定スペシャリスト試験 - Virtualization -
概要
試験の説明
実技試験の Red Hat 認定スペシャリスト試験 - Virtualization - (EX318) では、Red Hat® Virtualization Manager を使用して Linux 仮想マシンを作成、デプロイ、および管理する能力をテストします。
この試験に合格すると、Red Hat 認定アーキテクト (RHCA®) を取得する際の前提条件にもなる Red Hat 認定スペシャリスト - Virtualization - を取得できます。
この試験に設定された内容は、利用できる最新の Red Hat 製品バージョンに基づいています。[Get started] をクリックして、購入できる試験の利用可能なすべてのバージョンをご確認ください。
試験の対象者
Red Hat 認定スペシャリスト - Virtualization - は、以下のような方々を対象としています。
- 仮想化インフラストラクチャの実装および管理責任者、あるいはそれを目指している Linux システム管理者
- その他のプラットフォームのシステム管理者
- Red Hat 認定アーキテクト (RHCA) を目指す Red Hat 認定エンジニア (RHCE®)
受験の前提条件
- Red Hat Enterprise Virtualization の使用経験
- Red Hat 認定システム管理者 (RHCSA®) である、または同等の経験を有する
試験の内容
試験の学習ポイント
受験前に Red Hat 認定システム管理者 (RHCSA) になることをお勧めしますが、必須ではありません。
以下に、試験の主なタスク領域を示しますので、試験の準備にご活用ください。Red Hat は、認定試験の内容を追加、変更、削除する権利を留保します。変更する場合は、事前にお知らせいたします。
以下のタスクを実行する能力が求められます。
- Red Hat Virtualization Manager (RHVM) および Red Hat Virtualization Hypervisor (RHVH) のインストール
- Red Hat Virtualization Manager およびすべての依存関係のインストール
- 外部 IPA サービスに対して認証するように Red Hat Virtualization Manager を設定
- Red Hat Virtualization Hypervisor のインストール
- 1 つ以上の Red Hat Virtualization Hypervisor インスタンスを Red Hat Virtualization Manager に追加
- データセンターとクラスタの作成と管理
- ストレージの管理
- NFS サービスの設定
- ストレージドメインの設定
- インストールメディアをストレージドメインにインポート
- 仮想マシンの作成と管理
- 仮想マシンのインストール
- SPICE と VNC による仮想マシンコンソールへのアクセス
- 仮想マシンの起動と停止
- 仮想マシンのハードウェア特性の編集
- 仮想マシンの自動移行の設定
- 仮想マシンイメージの操作
- スナップショットの作成
- スナップショットから仮想マシンを作成
- 既存の仮想マシンイメージを Red Hat Virtualization Manager にインポート
- Red Hat Virtualization Manager ユーザーの作成と管理
- 内部ユーザーの作成
- 外部ユーザーの作成
- ロールを設定し、それらのロールにユーザーを割り当て
- ロールを使用してアクセスを設定
- 仮想マシンの自動デプロイ
- 仮想マシンテンプレートの作成
- テンプレートを使用して仮想マシンをデプロイ
- cloud-init を使用して仮想マシンを設定
- ネットワークオブジェクトの作成と管理
- 論理ネットワークの作成
- 論理ネットワークにホストを割り当て
- MAC アドレスプールの作成
- MAC アドレスプールのクラスタへの割り当て
- クラスタポリシーの作成と管理
- スケジューリングおよび移行のポリシー作成
- ポリシーのクラスタへの割り当て
Red Hat のすべての実技試験と同様に、再起動後も自動で設定が維持されるようにする必要があります。
知っておくべきこと
準備
Red Hat 認定スペシャリスト - Virtualization - を目指す受験者には、試験準備として Red Hat Virtualization コースの受講をお勧めします。コースへの参加は必須ではなく、試験のみを受けることもできます。
Red Hat のトレーニングコースに参加することは、試験対策として重要ですが、試験の合格を保証するものではありません。それまでの経験、訓練、適性なども試験に合格するための重要な要素となります。
Red Hat 製品のシステム管理に関するさまざまな書籍や情報が提供されています。Red Hat では、そのような資料のいずれも試験対策ガイドとして公認していません。とはいえ、そのような追加情報は理解を深めるのに役立つことがあります。
試験の形式
この試験は、Red Hat Virtualization Manager 管理のスキルと知識を評価する実技試験です。Red Hat Virtualization Manager のさまざまなルーチンタスクを実行し、特定の目標基準を満たしているかどうかを評価されます。実技試験では、実際の業務と同様のタスクを実行する必要があります。
Red Hat 認定スペシャリスト試験 - Virtualization - (EX318) は、1 セクションの試験で、時間は 3 時間です。
試験結果と通知方法
試験の正式な結果は、Red Hat Certification Central から送付されます。試験官やトレーニングパートナーが受験生に直接結果を報告することは認められていません。通常、試験結果は米国の 3 営業日以内に送付されます。
試験結果には合計得点のみ記載され、個々の項目ごとの成績は通知されません。また、それに関するお問い合わせには回答しかねますので、あらかじめご了承ください。
1 回目の受験で合格しない場合には、再試験 (1 回分) を受けることができます。詳細については、Red Hat トレーニングポリシーをご覧ください