Pure StorageとRed Hat 、企業全体にわたる最新の仮想化導入を推進

Portworx by Pure StorageとRed Hat OpenShiftが連携、VMとコンテナを統合し、あらゆるコンピューティングおよびストレージインフラストラクチャ上でアプリケーションを大規模に最新化する企業の要件に対応

東京 -

[コロラド州デンバー -RED HAT SUMMIT- 2024年5月7日(現地時間)発表] アメリカ報道発表資料抄訳

世界最先端のデータストレージテクノロジーとサービスを提供するITパイオニアであるPure Storage®と、オープンソース・ソリューションのプロバイダーとして世界をリードするRed Hat, Inc.(以下、Red Hat)は本日、合理的な統合を実現して、最新の仮想化についてよりシームレスな方法を企業に提供するために、Red Hat OpenShift上のPortworx® by Pure Storageを最適化することを発表しました。

Icon-Red_Hat-Media_and_documents-Quotemark_Open-B-Red-RGB

Red Hat とのコラボレーションによって、アプリケーションの開発とデプロイが加速するだけでなく、複雑なハイブリッドクラウド環境全体にわたり企業の信頼性と運用の柔軟性を高めるのに役立ちます。

Murli Thirumale(ムルリ・ティルマレ)

Portworx by Pure Storage ゼネラルマネージャー

Pure StorageとRed Hatが、最新のアプリケーションをデプロイ、拡張、管理するための単一のプラットフォームと、仮想マシン(VM)とコンテナの両方に単一のコントロールプレーンを提供することで、市場投入までの時間を短縮し、一貫した柔軟なデータエクスペリエンスを提供できます。

企業がデプロイを迅速化し、規模を拡大するために、アプリケーションをコンテナに移行するケースが増えています。ただし、多くの企業は、VMで実行される従来の大規模なアプリケーションのフットプリントに多額の投資を続けています。VM とコンテナの両方に基づく複数のプラットフォームをサポートすることには、手間とコストがかかります。また、最新のフレームワークとの互換性を確保するためにVMベースのアプリケーションを再設計する必要があることから、その問題がさらに悪化することがよくあります。それによって、開発が遅れ、運用が複雑になり、データの可視性が妨げられる可能性があります。実際、最近の調査によると1、データ管理関係者の5人中4人以上(81%)が、既存のVMワークロードを最新化またはクラウドネイティブに移行することを計画しており、79%が運用の簡素化をこれらの計画の主な推進要因としてあげています。

Portworx by Pure StorageとRed Hat OpenShiftは、Red Hat OpenShift Virtualizationを通じてコンテナとVMの両方をサポートし、お客様がエンドツーエンドのアプリケーションの最新化を大規模に標準化できるようにします。今回の最適化と共同開発により、企業は従来の仮想化アプリケーションと最新のコンテナ化アプリケーションを並行して実行し、運用を合理化し、コストを削減して、アプリケーション開発プロセス全体をまとめることができます。

Portworxは、エンタープライズグレードのデータ管理機能をRed Hat OpenShiftのお客様に提供して、VMをRed Hat OpenShiftに移行するだけでなく、ストレージ、データ、およびアプリケーション全体のライフサイクル管理の統合サポートを備えた、アプリケーションを構築、テスト、デプロイするための単一のセルフサービス・ポータルを開発者に提供します。そのメリットは次のとおりです。

  • 運用効率の向上による市場投入までの時間の短縮: 企業は、開発チームがVMに迅速に移行するためのセルフサービスオプションを使用して、本番稼働までの時間を短縮できます。また、VMにクラウドネイティブの運用および開発プラクティスを適用することで、価値実現までの時間をスピードアップさせることができます。さらに、PortworxとRed Hatは立ち上げ時間と 2 日目の運用を短縮するためのコスト効率の高いオプションをお客様に提供しますが、その結果、他の選択肢と比較してインフラストラクチャ費用、ライセンス、サブスクリプションを合わせたコストを63%も削減します
  • シンプルで、より一貫性のある開発と管理: PortworxとRed Hatは統一されたビューと、より一貫性のあるストレージ、データ、およびアプリケーション管理ツールのセットによってVMとコンテナの管理を簡素化し、仮想化の管理者とプラットフォーム・エンジニアリング・チーム間の連携を強化します。
  • VMとコンテナをどこにでもデプロイできる柔軟性: PortworxとRed Hat OpenShiftを統合することによって、企業は最新のストレージ、データ、およびアプリケーション管理原則のメリットを得ながら、VMベースのアプリケーションを最新化できます。それによって企業は、一貫したストレージとデータ サービスを維持しながら、オンプレミス、クラウド、ハイブリッド、マルチクラウドのインフラストラクチャに対し、VM とコンテナ化されたアプリケーションをより柔軟にデプロイできるようになります。

Red Hat Summit

Red Hat Summit の基調講演に参加して、Red Hatのエグゼクティブ、お客様、パートナーからの最新情報をお聞きください.

Pure Storage の詳細についてはRed Hat Summit でお聞きください。

サポートコメント

Red Hat Hybrid Platformsバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー Mike Barrett(マイク・バレット)
「Portworxは、Red Hat OpenShiftで実行されるVMとコンテナの両方について、高可用性、パフォーマンス、バックアップ、災害復旧といったエンタープライズクラスのストレージ機能を用意します。また、異なる開発プラットフォームを管理する複雑さを解消してアプリケーション開発を最新化しようとしている企業に対し、私たちは協力して強力なソリューションを提供します。統一されたフレームワーク内でVMとコンテナをよりシームレスに統合することで、インフラストラクチャの導入、ストレージ管理、そしてアプリケーションのライフサイクル全体における柔軟性と効率性を実現します。Portworxとのコラボレーションにより、お客様はIT 環境を標準化して、最新の仮想化への取り組みを加速できるようになります」

Portworx by Pure Storage ゼネラルマネージャー Murli Thirumale(ムルリ・ティルマレ)氏
「Red Hat OpenShift 上で Portworx の統合を可能にすることは、最新のストレージとコンピューティングのビルディングブロックに代表される最新のITインフラストラクチャにおいて、極めて重要な進歩になることを意味しています。Portworxプラットフォームの強力なデータ管理機能と、Red Hat OpenShiftの俊敏性と拡張性を組み合わせることで、企業は最新の仮想化スタックを構築するための基盤を確立し、VM を再設計せずにKubernetesのメリットを得ることができます。Red Hat とのコラボレーションによって、アプリケーションの開発とデプロイが加速するだけでなく、複雑なハイブリッドクラウド環境全体にわたり企業の信頼性と運用の柔軟性を高めるのに役立ちます」

IDC クラウドデータ管理担当リサーチディレクター Archana Venkatraman(アルチャナ・ベンカトラマン)氏
「仮想化を取り巻く状況は急速に変化しており、組織はITインフラストラクチャとアプリケーションアーキテクチャ、特にVMに大きく依存しているものについて再評価する必要に迫られています。現在、多くの企業がモノリシック アプリケーションを、クラウドネイティブまたはマイクロサービスベースのアーキテクチャに最新化しています。 PortworxとRed Hat OpenShiftの連携によって、効率性、俊敏性、そして大幅なコスト削減を進めながら、統合インフラストラクチャ上でコンテナとVMをシームレスに統合するために必要なツールを企業に提供します」

1 Pure Storageの委託を受け、Dimensional Research社が2024年4月に500人以上の適格者を対象に実施した調査。対象者は全員、従業員500名以上の企業におけるKubernetes環境のデータサービスに関する(実務もしくは管理の)直接の責任者。

その他のリソース

その他のリンク

本件に関するお問い合わせ

  • レッドハット株式会社 広報担当 pr-jp@redhat.com TEL:03-4590-7472
  • Red Hatについて
  • エンタープライズ向けオープンソースソフトウェア・ソリューションのプロバイダーとして世界をリードするRed Hatは、コミュニティとの協業により高い信頼性と性能を備えるLinux、ハイブリッドクラウド、コンテナ、Kubernetesなどのテクノロジーを提供しています。お客様の新規および既存のITアプリケーションの統合、クラウドネイティブ・アプリケーションの開発、業界をリードする当社のオペレーティング・システムによる標準化、および複雑な環境の自動化/セキュリティ確保/管理をお手伝いします。受賞歴を誇るサポート、トレーニング、およびコンサルティング・サービスにより、Red Hatはフォーチュン500企業に対する信頼すべきアドバイザリーとなっています。クラウドプロバイダー、システムインテグレーター、アプリケーションベンダー、お客様、およびオープンソース・コミュニティの戦略的パートナーとして、デジタルの未来に備えるための準備を支援します。


  • ABOUT PURE STORAGE
  • Pure Storage (NYSE: PSTG) delivers the industry’s best platform to store, manage, and protect the world’s data. With a cloud experience across a unified storage operating environment, Pure empowers every organization with the agility to meet evolving data requirements at speed and scale, while reducing total cost of ownership. Pure believes it can make a meaningful impact in reducing data center emissions worldwide by providing a storage platform that enables customers to significantly reduce their carbon and energy footprint. Pure is proud to be a customer-first organization, as evidenced by the highest Net Promoter Score in the industry. For more information, visit www.purestorage.com

    Pure Storage, the "P" Logo, Pure 1 and FlashArray are trademarks or registered trademarks of Pure Storage, Inc. in the US and / or other countries. The Trademark List can be found at purestorage.com/trademarks. Other names may be trademarks of their respective owners.



  • 将来の見通しに関する声明
  • ここに記載されている過去の事実に関する情報および討議を除き、本プレスリリースに含まれる表現は、1995年米国民事証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)が定める定義の範囲内で「将来の見通しに関する声明」に相当する場合があります。将来の見通しに関する声明は、将来の事業および業績に関する当社の現時点での仮定に基づいています。これらの声明には、様々なリスク、不確実性、その他の要因が含まれており、実際の結果は、そうした将来の見通しに関する声明で示されたものと実質的に異なる場合があります。このプレスリリースに掲載されている将来の見通しに関する声明は、その発行日時点の当社の見解を示したものです。法令により義務付けられる場合を除き、当社は、将来の見通しに関する声明を更新または訂正する義務を一切負いません。

    ###

    Red Hat、Red Hat Enterprise Linux、および Red Hat のロゴは、米国およびその他の国々における Red Hat, Inc.またはその子会社の商標または登録商標です。Linux® は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における登録商標です。