EX403
Red Hat 認定スペシャリスト試験 - Deployment and Systems Management -
概要
試験の説明
Red Hat 認定スペシャリスト試験 - Deployment and Systems Management - (EX403) では、Red Hat® Enterprise Linux® システムの大規模なインストールを Red Hat Satellite サーバーおよび関連テクノロジーを使用して管理するために必要なスキル、知識、能力をテストします。
この試験に合格すると、Red Hat 認定アーキテクト (RHCA®) を取得する際の前提条件にもなる Red Hat 認定スペシャリスト - Deployment and Systems Management - を取得できます。
この試験に設定された内容は、利用できる最新の Red Hat 製品バージョンに基づいています。[Get started] をクリックして、購入できる試験の利用可能なすべてのバージョンをご確認ください。
試験の対象者
- 大規模なエンタープライズ環境の管理を担当するシステム管理者
- Red Hat 認定アーキテクト (RHCA) になることを目指す Red Hat 認定エンジニア
受験の前提条件
- Red Hat 認定エンジニアまたは Red Hat 認定システム管理者であるか、同等の実務経験とスキルがあること
- Red Hat Satellite 6 Administration (RH403) を受講済みである、または Red Hat Satellite Server での幅広い実務経験があること
- コースの目的を確認しておくこと
試験の内容
試験の学習ポイント
以下のタスクを実行する能力が求められます。
- Red Hat Satellite サーバーの設定
- 組織と場所の作成および設定
- ユーザーとロールの作成および設定
- コンテンツおよびソフトウェア製品の管理
- Red Hat Enterprise Linux コンテンツの同期
- サブスクリプション、コンテンツ、コンテンツビューの設定
- カスタム製品およびリポジトリの作成と、ソフトウェアによる項目の追加
- リポジトリ検出を使用した製品の作成
- 開発ライフサイクルの作成および設定
- カスタム RPM の署名の管理
- システムの管理
- 既存のホストの登録
- クライアントへのカスタムソフトウェアのインストール
- ホストコレクションによるホストの管理
- アクティベーションキーの作成と使用
- Satellite カプセルサーバーのデプロイ
- Satellite Capsule Server へのコンテンツの公開と同期
- コンテンツビューによるコンテンツのフィルタリング
- 選択したホストへの更新適用
- コンテンツビューを使用したコンテンツフィルターの作成
- Ansible ロールとリモート実行の管理
- Ansible リモート実行の構成
- Satellite での Ansible のロールと変数の管理
- マネージドホストでのリモートジョブの実行
- クライアントのプロビジョニング
- ベアメタルデプロイの設定
- Satellite または Capsule Server でのプロビジョニング用のネットワーク設定の準備
- キックスタートを使用した、ベアメタルと仮想クライアントのプロビジョニング
- クライアントのインストール時にリモート実行が適用されるようにする
- Satellite の保守
- キックスタートを使用した、ベアメタルと仮想クライアントのプロビジョニング
- Satellite のメンテナンスの実行
- Satellite のバックアップ
Red Hat のすべての実技試験と同様に、再起動後も自動で設定が維持されるようにする必要があります。
知っておくべきこと
準備
Red Hat では、準備として Red Hat Satellite 6 Administration (RH403) コースの受講をお勧めします。
試験の形式
この試験は、システムのデプロイと管理に関するスキルと知識を評価する実技形式の試験です。受験者は、Red Hat Satellite サーバーの設定に焦点を当てたさまざまなシステム管理作業を実行し、そのシステムを使用してクライアントシステムをデプロイします。実技を通して、一定の基準を満たしているかどうかが評価されます。実技試験では、実際の業務と同様のタスクを実行する必要があります。
この試験は、リモート試験形式としてバーチャルに受験することもできます。リモート試験の詳細をご覧になり、適切な受験形式をご検討ください。