RH295

Red Hat Enterprise Linux Automation with Ansible + 認定試験

概要

コースの説明

Linux システム管理タスクを Red Hat Ansible Automation Platform で自動化する方法を習得

Red Hat Enterprise Linux Automation with Ansible + 認定試験 (RH295) は、プロビジョニング、構成、アプリケーション・デプロイメント、オーケストレーションを自動化する必要がある、Linux システム管理者および開発者向けに作成されています。

RHCE 認定試験 (EX294) がこのコースに含まれています。このコースは Red Hat® Enterprise Linux 9 および Red Hat Ansible Automation Platform 2.2 に基づいています。

学習内容サマリー

  • Red Hat Ansible Automation Platform をコントロールノードにインストールする
  • 管理対象ホストのインベントリーを作成およびアップデートし、インベントリーへの接続を管理する
  • Ansible Playbook とアドホックコマンドを使用して管理タスクを自動化する
  • 効果的な Playbook を大規模に作成する
  • Ansible Automation Platform で使用される機密データを Ansible Vault で保護する
  • Ansible Roles と Ansible Content Collections を使ってコードを再利用し、Playbook 開発を単純化する

コース対象者

このコースは、以下のタスクを担当する Linux システム管理者、DevOps エンジニア、インフラストラクチャ自動化エンジニア、システム設計エンジニア向けに作成されています。

  • 構成管理の自動化
  • 再現性のある一貫したアプリケーション・デプロイメント
  • 開発、テスト、プロダクション向けサーバーのプロビジョニングとデプロイ
  • DevOps の継続的インテグレーション/継続的デリバリーのワークフローとの統合

受講の前提条件

RHCSA 認定試験 (EX200) に合格済み、または同等の Red Hat Enterprise Linux の知識と経験を有する

学習内容

学習内容

Ansible の概要

Red Hat Ansible Automation Platform の基本概念とその使用方法を理解し、Red Hat Ansible Automation Platform をインストールします。

Ansible Playbook の実装

管理対象ホストのインベントリーを作成し、簡単な Ansible Playbook を記述します。また、Playbook を実行してそれらのホストでタスクを自動化します。

変数およびファクトの管理

変数を使用する Playbook を作成して、管理対象ホストの情報を参照する Playbook とファクトの管理を単純化します。

タスク制御の実装

Ansible Playbook でのタスク制御、ハンドラー、およびタスクエラーを管理します。

管理対象ホストへのファイルのデプロイ

Ansible Playbook でのタスク制御、ハンドラー、およびタスクエラーを管理します。

複雑な Play と Playbook の管理

より大規模で複雑な Play および Playbook 向けの Playbook を作成します。

ロールによる Playbook の単純化

Ansible のロールを使用して Playbook の開発を迅速化し、Ansible コードを再利用します。

Ansible のトラブルシューティング

Playbook と管理対象ホストをトラブルシューティングします。

Linux 管理タスクの自動化

一般的な Linux システム管理タスクを Ansible で自動化します。

注:学習内容は、テクノロジーの進歩や対象業務の性質の変化に伴って変更されることがあります。具体的な学習内容やトピックについて不明な点については、トレーニング・スペシャリストにお問い合わせください。

成果

組織にとっての効果

  • 自動化により手動プロセスを排除することで運用効率を向上できます。
  • 組織の動的 IT インフラストラクチャを簡単に拡張できます。
  • アプリケーションの価値実現までの時間を短縮します。
  • 必要とされるイノベーションを DevOps の実践によって迅速に適応させ、実装できるようになります。
  • このコースはお客様にメリットをもたらすように作られていますが、個々の会社やインフラストラクチャの特徴は異なるため、実際に得られる利点には差異が生じることがあります。

    個人にとっての効果

    Ansible Playbook を効果的に作成し、Red Hat Ansible Automation Platform を適切に利用することで、自動化の第一原則を適用して実際の Linux システムとサービスの問題を解決できるようになります。ワークフローを自動化するスキルを習得し、DevOps プラクティスの基盤を構築し、Ansible Automation Platform を活用して開発効率を高める方法を学びます。

    推奨される次の試験またはコース

    スキルパスを構築する

    このコースは Red Hat ラーニングサブスクリプションの一環として受講できます。このサブスクリプションにより、Red Hat のオンライン学習リソースをオンデマンドで 1 年間無制限に利用できます。

    自身の知識を検証する

    無料のスキル評価をご活用ください。自分の専門知識に対する評価を実施してスキルギャップを特定し、Red Hat トレーニングをどこから始めるべきかについて提案を受けることができます。