Red Hat、Microsoft Azure MarketplaceでRed Hat Ansible Automation Platform on Azureの提供を開始

最先端のITオートメーション・プラットフォームにより、大規模かつ迅速な自動化を実現

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[イリノイ州シカゴ2022年10月18日(現地時間)発表]アメリカ報道発表資料抄訳

オープンソース・ソリューションのプロバイダーとして世界をリードするRed Hat, Inc.は本日、オープン・テクノロジーのポートフォリオを必要なときに、必要な形でデプロイするための選択肢と柔軟性をお客様に提供するRed Hatの取り組みをさらに進め、Red Hat Ansible Automation Platform on AzureをAzure Marketplaceで提供することを発表しました。Red Hat Ansible Automation PlatformがAzure Marketplaceで利用可能になることで、ハイブリッドクラウドのフットプリント、データセンター、Azureパブリッククラウド、およびエッジにおける自動化がさらに容易になります。

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Red Hat Ansible Automation Platformに注目したのは、クラウドネイティブなアーキテクチャ、オープンソースの特質に加え、効率的な構成管理、変更管理、コンプライアンスに関する信頼すべき機能を備えているからです。この真にクラウドネイティブなソリューションがマネージド・アプリケーションとして、Azure Marketplaceで利用可能になるという事実は、初期セットアップを大幅に容易化し、数分以内に自動化を開始することを可能にしてくれます。

Olivier Pizzorni 氏

Volvo DevSecOpsグループ主任アーキテクト

Gartner® 1 によると、「全世界のパブリッククラウド・サービスは、2022年に18.8%(恒常為替レートでは23.1%)になると予想されます。企業は引き続きクラウドの導入を加速しており、5年間の複合年間成長率は19.8%(恒常為替レートベースでは20.1%)に達しています」。クラウド消費の増大に伴い、複数のパブリックおよびハイブリッドクラウドにまたがるフットプリントの管理の複雑性も増大しています。Red Hat Ansible Automation Platform on Azureは、クラウド・フットプリントのあらゆる面の管理に役立ち、必要な規模でのデプロイに不可欠なインフラストラクチャと運用の自動化を提供します。

Red Hat Ansible Automation Platform on Azureは、業界トップクラスのハイブリッドクラウド・オートメーションと、マネージド・アプリケーションの利便性およびサポートを組み合わせた製品です。お客様は、Red Hatの完全サポートが付いた製品をAzure Marketplaceから直接デプロイし、Red Hat Ansible Automation Platformの最新の革新的機能を活用して直ちにネイティブAzureサービスの管理を開始できます。Red Hat Ansible Automation Platform on Azureは、ハイブリッドクラウド・スケール・コンピューティングの実際の進化に合わせられており、Ansible Content Collection for Azure等のパッケージ化されたクラウドおよびオートメーション・コンテンツを提供します。お客様は既存のMicrosoftアカウントを使って、統合化された課金およびAzure Consumption Commitment契約を活用できます。

提供開始時期

Red Hat Ansible Automation Platform on Azureのマネージド版は、北米、ヨーロッパ、シンガポール、およびオーストラリアにおいてAzure Marketplaceからお客様に直接提供されます。

サポートコメント

Red Hat Ansible担当バイスプレジデント トーマス・アンダーソン
「Red Hatは、お客様がRed Hatのソリューションを簡単に使用できるように常に取り組んできました。組織がますますハイブリッド戦略やマルチクラウド戦略を追求し、クラウドインフラストラクチャを拡大する中、CIOやIT意思決定者は、テクノロジー・ソリューションの購入とデプロイにおけるさらなる柔軟性を求めています。Red Hat Ansible Automation Platform on Azureは、オンプレミスかAzureクラウド上かを問わず、新規や既存のRed Hatサブスクリプションを最大限に活用し、あらゆる場面で自動化の採用と価値を加速するために役立ちます。」

マイクロソフト Azure Infrastructure ジェネラルマネージャー Omar Khan 氏
「Red Hatとの継続的な協業により、お客様のクラウド展開における選択肢と俊敏性が向上します。ハイブリッドやマルチクラウド環境の導入が進む中、Azure上のRed Hat Ansible Automation PlatformやAzure Marketplaceでのインスタントオン利用などのオファリングにより、お客様はこれまで以上に簡単にクラウド展開を自動化することができます。」

Gartner リサーチ・バイスプレジデント Sid Nag 氏
「コア・クラウドサービスの成熟に伴って、差別化の焦点は企業のデジタル・ビジネスとオペレーションに直接的な変化をもたらすことのできる機能へと次第にシフトしています。クラウドを最終状態ではなく実現要素として捉えるITリーダー達は、デジタル変革の道のりで最大の成功を収めるでしょう。クラウドと、他の隣接する新しいテクノロジーを組み合わせる組織は、さらなる繁栄を遂げるでしょう。」2

Volvo DevSecOpsグループ主任アーキテクト Olivier Pizzorni 氏
「DevSecOps組織として、私達は、大量の最重要ワークロードをクラウドに移行する助けとなる産業レベルのソリューションを必要としていました。Red Hat Ansible Automation Platformに注目したのは、クラウドネイティブなアーキテクチャ、オープンソースの特質に加え、効率的な構成管理、変更管理、コンプライアンスに関する信頼すべき機能を備えているからです。この真にクラウドネイティブなソリューションがマネージド・アプリケーションとして、Azure Marketplaceで利用可能になるという事実は、初期セットアップを大幅に容易化し、数分以内に自動化を開始することを可能にしてくれます。Ansible-as-a-serviceを当社の開発チームに提供し、既存のプレイブックを新しいソリューションに問題なく移行できるようにして、より広範な変革の行程をサポートしたいと考えています。」

1 Gartner、Forecast: Public Cloud Services, Worldwide, 2020-2026, 3Q22 Update、2022年3月、Colleen Graham、Amarendra、Sharat Menon、Robin Schumacher、Neha Gupta

2 Gartner、Press release: Gartner Forecasts Worldwide Public Cloud End-User Spending to Reach Nearly $500 Billion in 2022、2022年4月

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