DO316
Managing Virtual Machines with Red Hat OpenShift Virtualization
概要
関連特典
このコースは Managing Virtual Machines with Red Hat OpenShift Virtualization + 認定試験 (DO317) バンドルの一部です。このバンドルは、2024 年 12 月 31 日までの期間中、現地希望小売価格の 70% オフで購入できます。 この特典を受け取るには、[今すぐ始める] をクリックしてバンドルページで購入手続きを行い、このコースの自習バージョンと試験を選択してください。割引は、購入手続き時に対象オファリングの現地 MSRP に適用されます。この特典は、他の特典または割引と併用できません。
コースの説明
Red Hat OpenShift Virtualization Operator を使用して OpenShift で仮想マシンを作成および管理する
Managing Virtual Machines with OpenShift Virtualization では、Red Hat OpenShift Virtualization Operatorを使用して OpenShift で仮想マシン (VM) を作成および管理するために必要な基本スキルを習得します。このコースを受講するのに、コンテナと Kubernetes の予備知識は必要ありません。
このコースでは、以下のことを学びます。
- OpenShift クラスタで VM を作成、アクセス、管理するために必要なスキル
- コンテナの CPU、メモリー、ストレージ、ネットワーキングリソースの使用とアクセスを制御するのと同じ Kubernetes の機能を使用して、VM のこれらのリソースの使用とアクセスを制御するのに必要なスキル
- Kubernetes の標準機能と OpenShift Virtualization の拡張機能を使用して VM の高可用性 (HA) を管理するためのサンプルアーキテクチャ
- OpenShift 上の VM を、ストレージやデータベースなど、OpenShift クラスタ外のデータセンターサービスに接続するための戦略
- 仮想化移行ツールキット Operator を使用して、互換性のあるハイパーバイザーから OpenShift Virtualization に VM を移行する戦略
注:このコースは、4 日間の対面授業、5 日間の仮想ライブ授業または自習形式で提供されます。期間は受講方式によって異なる場合があります。コースの詳細、スケジューリング、価格については、右側のメニューでお住まいの地域を選択して [詳細はこちら] をクリックしてください。
学習内容サマリー
- インストールメディアとディスクイメージから VM を作成する
- VM のテキストおよびグラフィカルコンソールにアクセスする
- Kubernetes ネットワーキング (サービス、ingress、ルート) を使用して VM に接続する
- Kubernetes ストレージ (PVC、PV、ストレージクラス) を使用してストレージを VM にプロビジョニングする
- VM を起動、一時停止、停止する
- VM のクローンとスナップショットを作成する
- ゴールデン VM イメージの作成とシーリング
- VM を外部および追加ネットワーク (Kubernetes Pod およびサービスネットワーク外) に接続する
- VM のロードバランサーサービスをプロビジョニングし、そのサービスを使用して VM への SSH アクセスを有効にする
- VM をホストストレージと外部ストレージに接続する
- 事前定義されたカスタム VM テンプレートとインスタンスタイプから VM を作成する
- 互換性のあるハイパーバイザーから VM を移行する
- OADP とコマンドラインツールを使用して VM のバックアップと復元を行う
コース対象者
- 仮想化ワークロードを従来のハイパーバイザーから OpenShift Virtualization に移行したいと考えている仮想マシン管理者
- 仮想化されたワークロードをコンテナ化されたワークロードとして独立して、または同じ OpenShift クラスタ内でサポートしたいと考えているプラットフォームエンジニア、クラウド管理者、システム管理者
受講の前提条件
- 無料のスキルチェックでこのコースが自分のスキルに最適かどうかを確認してください。
- Red Hat OpenShift Administration I: Operating a Production Cluster (DO180) の受講が推奨されますが、必須ではありません。
- OpenShift クラスタと OpenShift Virtualization の管理に Linux スキルは必要ありませんが、個々の Linux VM の管理には Linux システム管理者のスキルが必要となります。それらのスキルは以下のコースで学ぶことができます。
- Red Hat システム管理 I (RH124) および Red Hat システム管理 Ⅱ (RH134) では、Linux VM で使用される OS の管理について学びます。
テクノロジー上の留意事項
- すべての配信で、リモートクラスルーム環境の ROLE へのアクセスが必要になります。DO316 クラスルームのローカル ILT バージョンはありません。
学習内容
学習内容
- Red Hat OpenShift Virtualization
Red Hat OpenShift Virtualization と、コンテナテクノロジーや従来の仮想マシンテクノロジーとの違いを確認します。OpenShift Virtualization の機能とユースケースについて説明します。OpenShift Virtualization Operator を既存の Red Hat OpenShift 環境にデプロイします。 - 仮想マシンの実行とアクセス
Red Hat OpenShift Virtualization で仮想マシンを作成、管理、検査、監視します。 - 仮想マシン用の Kubernetes ネットワークの設定
標準の Kubernetes ネットワークオブジェクトと、VM および仮想マシンを使用するアプリケーションの外部アクセスを設定します。 - 仮想マシンの外部ネットワークへの接続
Multus CNI プラグインと NMState Operator を使用して、仮想マシンとノードをクラスタ外のネットワークに接続するようノードネットワークを設定します。 - 仮想マシン用ストレージの設定
Kubernetes を使用して Red Hat OpenShift で仮想マシンのストレージとディスクを管理します。 - 仮想マシンのバックアップの作成と復元
OpenShift APIs for Data Protection (OADP) Operator を使用して、仮想マシンのスナップショットを作成し、仮想マシンコンポーネントを個別にバックアップします。 - インスタンスタイプ、テンプレート、およびクローンを使用した仮想マシンのレプリケート
クローン、テンプレート、インスタンスタイプを作成して管理し、仮想マシンをプロビジョニングします。 - 仮想マシンの高度な管理
仮想マシンのインポート、配置の制御、健全性の監視、およびライブマイグレーションを行います。 - 仮想マシンの Kubernetes 高可用性 (HA) の設定
Kubernetes リソースを設定して、障害に対する回復力のある高可用性 (HA) 仮想マシン、計画的なメンテナンス、クラスタのアップグレードを実装します。
成果
組織にとっての効果
OpenShift Virtualization を導入した組織は、Red Hat OpenShift が提供する同じオーケストレーションとクラスタリングのインフラストラクチャを使用して、仮想化ワークロードとコンテナ化ワークロードをまとめて管理し、運用コストの削減を実現できます。
OpenShift 上に仮想マシン (VM) をデプロイすると、従来のサーバーベースのアプリケーションと、CI/CD、DevOps、SRE などの先進的なクラウドネイティブ・アプリケーションの統合が容易になり、仮想化ワークロードをコンテナネイティブ・ワークロードとして再設計することなく、市場投入時間の短縮などのメリットを得ることができます。
個人にとっての効果
- OpenShift で仮想化ワークロードをデプロイし、管理する方法を学ぶことができます。
推奨される次の試験またはコース
- Red Hat 認定スペシャリスト - OpenShift Virtualization - (EX316)
- OpenShift Virtualization を使用する VM 管理者は、コンテナ化されたクラウドネイティブ・アプリケーションを管理する予定がなくても、DO316 で学ぶ内容よりも優れた Kubernetes と OpenShift のスキルが必要です。これらのスキルは既存の OpenShift Administration コースで学ぶことができます。
- Red Hat OpenShift Administration II: Configuring a Production Cluster (DO280) は、OpenShift プロジェクトのセキュリティとリソース管理について学ぶ推奨フォローアップコースです。
- Red Hat OpenShift Administration III:Scaling Kubernetes Deployments in the Enterprise (DO380) と Enterprise Kubernetes Storage with Red Hat OpenShift Data Foundation (DO370) は、OpenShiftクラスタのノード、ストレージ、セキュリティ管理について学ぶ推奨フォローアップコースです。
- Red Hat OpenShift Installation Lab (DO322) は、OpenShift クラスタのインストールと設定について学ぶ推奨フォローアップコースです。
スキルパスを構築する
このコースは Red Hat ラーニングサブスクリプションの一環として受講できます。このサブスクリプションにより、Red Hat のオンライン学習リソースをオンデマンドで 1 年間無制限に利用できます。
自身の知識を検証する
無料のスキル評価をご活用ください。自分の専門知識に対する評価を実施してスキルギャップを特定し、Red Hat トレーニングをどこから始めるべきかについて提案を受けることができます。