2013年 年頭のご挨拶



謹んで初春のお喜びを申し上げます。旧年中はひとかたならぬご高配を賜わり厚く御礼を申し上げます。

昨年2012年は長期化する不況の中でも、レッドハットとしては2月の決算で前年比25%の増収を達成し、総売上も10億ドルを超す世界最大のオープンソースソフトウェア(以下、OSS)企業となることができました。また、日本市場においても5年以上にわたり2桁成長を実現することができました。これは世界のIT市場および日本市場に於いても、OSS及びレッドハットのソリューションが時代の潮流であるクラウドとビッグデータを構成する、世界標準ソフトウェアになりつつある証であると確信しております。

また、昨年は従来の主軸であるLinux OS事業や成長著しいJBossミドルウェア事業、KVMを中核とした仮想化事業の3つに加え、クラウド事業とストレージ事業を追加し『5つの製品事業の柱』を確立でき、更なる飛躍の土台が構築できた年でもありました。さらに、OSSの開発コミュニティは年々増加の一途をたどり、世界中のプロジェクト数も10万にものぼり、既存のデータセンタを中心としたITインフラだけにとどまらずクラウド、ビッグデータ、ネットワークといった幅広い領域にまでOSSの適用が広がってまいりました。

レッドハット、「Red Hat Partner Award 2012」を発表

レッドハット株式会社は2012年10月22日、ウェスティンホテル東京において「Red Hat Partner Executive Summit 2012」を開催いたしました。 2012年度、弊社ビジネスに多大なるご貢献をいただいたパートナー様に感謝の意を表し、弊社代表取締役社長 廣川より御礼を申し上げるとともに、Partner Award 2012を発表させていただきました。

受賞パートナー様は以下の通りです。

日立が業界で初めて(*1) 1台のPCサーバ上で 複数の仮想化ソフトウェアを動作させる技術を開発し、 レッドハットとの連携によるサーバ仮想化ソリューションを提供開始


株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)は、このたび、業界で初めて1台のPCサーバ上で複数のサーバ仮想化ソフトウェアを動作させる技術を開発し、レッドハット株式会社(代表取締役社長:廣川 裕司/以下、レッドハット)の協力のもと、クラウド(クラウドコンピューティング)向けのサーバ仮想化ソリューションとして提供を開始します。

具体的には、日立は、統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」*2に搭載されているサーバ論理分割機構Virtage(バタージュ)の機能を拡張し、論理的に分割したサーバの区画(LPAR*3)の上で複数のサーバ仮想化ソフトウェアを安定的に動作させる技術を開発しました。これにより、マルチテナント*4のクラウド環境において、テナントごとに割り当てたLPAR上でサーバ仮想化ソフトウェア(ハイパーバイザー*5)を動作させることで、各テナントにおける負荷変動や障害からの独立性を高めることができ、1台のサーバ上に複数のテナントを効率的に集約することが可能になります。

Red Hatがエンタープライズ対応のOpenStack ディストリビューションのプレビューバージョンを発表

[ノースカロライナ州ラーレー 2012年8月13日(現地時間)発表]
米国報道発表資料抄訳

オープンソースソリューションのプロバイダとして世界をリードするRed Hat, Inc.(本社:米国ノースカロライナ州ラーレー、社長兼CEO:ジム・ホワイトハースト、NYSE:RHT、以下Red Hat)は、人気を集めるオープンソースOpenStackフレームワークをベースにしたRed Hat OpenStackディストリビューションの一般提供開始を発表しました。OpenStackは、プライベート、パブリック、およびハイブリッドのIaaS(Infrastructure-as-a-Service)クラウドを構築・管理するためのソフトウェアです。これにより、Red Hatは、受賞実績のある商用サポート、ハードウェアおよびアプリケーションベンダの認定エコシステム、エンタープライズグレードのソリューションとサポートを必要とする世界中の企業へ、信頼性の高いOpenStackクラウドの提供に向けた、次の段階に進めました。

レッドハット、JBoss Enterprise Application Platformのサポートを最大10年に延長

 レッドハット株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:廣川裕司、以下レッドハット)は、JBoss Enterprise Application Platform (JBoss EAP) の製品ライフサイクルを最大10年に延長することを発表します。これまでの標準の7年間のサポートに、今回の発表した、拡張ライフサイクルサポート(ELS : Extended Lifecycle Support)プログラムを追加することで、最大3年間の延長サポートを提供し、これによりJBoss EAPのサポートは、最大で10年になります。JBoss ELS Program for EAPは、JBoss EAPの標準サブスクリプションに追加する年額サブスクリプションとして提供され、16 Coreあたり429,000円 (税別)からです(注1)。

 国内でのJBoss関連製品の採用が進む中、OSSを企業のミッションクリティカルな業務システム基盤として適用を検討している企業から、JBoss製品に関する長期サポートについても強い要望がありました。今回の10年ライフサイクルサポートは、このような要望に答えるとともに、企業のミッションクリティカルな業務システム基盤としての、JBossの採用をより一層加速します。

レッドハットが日本市場にてCloudFormsを提供開始

レッドハット株式会社(本社:東京都渋谷区, 代表取締役社長:廣川裕司、以下レッドハット)は、エンタープライズ向けのハイブリッドクラウドソリューションとして、Red Hat CloudFormsを本日より販売開始します。Red Hat CloudFormsは、IaaS(Infrastructure-as-a-Service)型のハイブリッドクラウドを構築・管理するためのプラットフォームであり、ユーザー部門に対しても、セルフサービスによるクラウドコンピューティングリソースが活用できます。
CloudFormsは、企業/官公庁等のエンタープライズのお客様に対して、オンプレミスに展開された複数の異なる仮想化やプライベートクラウド、及びパブリッククラウドを統合することにより、オープンなハイブリッドクラウドを構築できます。これにより、ベンダによるロックインを回避すると共に、クラウド上のアプリケーションも含めたベストなリソース管理をすることができます。

CloudFormsは、市場の他のソリューションと比較して、次のような特徴を備えています。

レッドハット、オープンソースのインメモリ・データグリッド製品 、「JBoss Data Grid 6.0」を提供開始

 レッドハット株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:廣川裕司、以下レッドハット)は、インメモリデータグリッドを提供する新製品「JBoss Data Grid 6.0」の提供を本日開始します。JBoss Data Grid (以下、JDG)の年額サブスクリプションは、16Coreあたり、2,496,000 円(税別)からになります(注1)。JBossのビジネスソリューションの一環として、本製品は、ビッグデータの分野にスケーラブルな分散型インメモリKVS(Key-Vaule-Store)/ NoSQLソリューションを提供します。

 JBoss Data Grid 6.0の最大の特徴は、リニアにスケールできる大規模なインメモリデータグリッド(Key-Vaule-Store)環境を様々なアプリケーションインターフェースを介して提供できることです。提供されるインターフェースは、Javaに加え、MemcachedやREST Webサービス、Hod Rodに対応したインターフェースを提供しているため、Pythonや.NET など多彩なアプリケーション開発言語から大規模なインメモリKVSを利用できます。JBoss Data Grid 6.0の主な特徴は、以下の通りです。

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